富士重工業は、スバル『サンバー』特装車の冷凍車シリーズを一部改良するとともに、アンダーフロア型中温冷凍車を新たに設定して1日から発売した。
今回発売するアンダーフロア型中温冷凍車は、RR方式による荷室の低床部分に、クーリングユニットなどの重量部品を収納したモデル。これによって庫内空間を25%拡大し、積載能力を向上するとともに、重心を下げて操縦安定性を向上した。
また、冷凍機ユニットも強化、冷却性能を30%向上した。
中温冷凍車、中温強化型冷凍車、低温冷凍車は、冷凍機ユニットを薄型化することで、庫内空間を15%拡大、積載能力も向上するとともに、フィンピッチを拡大して冷凍能力を35%向上するなど、商品力を高めた。
アンダーフロア型中温冷凍車の価格は156万1000〜170万6000円。