【VW『トゥアレグ』日本発表】故障情報や対処情報は全世界で共有

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【VW『トゥアレグ』日本発表】故障情報や対処情報は全世界で共有
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『トゥアレグ』はVW初の高級車だ。後には『フェートン』が控えているが、フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン(VGJ)で扱う車種としては現時点で最も高額のクルマとなる。初の高級車を迎えることで、VGJは取り扱いディーラーに対しても様々なリクエストを行っている。

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その最たるものが「インターナショナル・フォルクスワーゲンセールス・エグゼクティブ」という名称で呼ばれる高級車専門の営業スタッフを用意することだ。これは世界基準の認定制度で、高級車を扱うにふさわしく、クルマの構造に詳しい営業スタッフを育てていくという趣旨の基に行われる。

支店長が兼任するというわけではなく、認定試験に合格しないければ資格を得られない。資格を得られなければ高級車を扱うことはできないため、当面の目標は1拠点に1人ということになるようだ。

また、車両の保守管理という意味では高級車専門の担当メカニックを同様に配置。トゥアレグやフェートンに関しては専用ベイや専用工具も用意して保守管理に当たることになる。

気になるのは「用意される専用工具がどういったものなのか」ということなのだが、VGJでマーケティングやスタッフ教育などを担当する加藤久則さんは「ダイアグノーシス(自己診断機能)の代わりになるもの」と説明する。トゥアレグには車内LANからの情報をパソコンに吸い上げる機能が備わっており、ディーラーのパソコンがダイアグノーシス機能の一端を担うということになるらしい。

もっとすごいのはここから。VGJのディーラーには「ディーラーITネットワーク」というイントラネットが配置されているが、トゥアレグの故障情報はこのイントラネットを通じて愛知県の豊橋本社に送られ、そこで対処できない場合には本国に送られることになる。

同様の故障が世界のどこかで発生していれば、その対処方法も誰かが見つけている可能性が高く、問題解決が迅速に進むことにもつながる。故障情報を共有化できるだけではなく、問題点のフィードバックも容易になるという仕組み。

高級車だけに装備されるシステムということではなく、VWではラインナップされる全車種への導入も目指すとしており、今後にも期待が持てそうだ。

《石田真一》

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