【新型アウディ『A3』日本発表】5ドアは……当面は従来型も併売

自動車 ニューモデル 新型車
【新型アウディ『A3』日本発表】5ドアは……当面は従来型も併売
【新型アウディ『A3』日本発表】5ドアは……当面は従来型も併売 全 4 枚 拡大写真

今回発表された新型『A3』と、従来型A3の違いはドアの数だ。前者は3ドア、後者は現在5ドアモデルに絞られている。車名こそ同じA3だが、ドアの数が違えばそれを求めるユーザーというのも変わってくるだろう。現行型はしっかりと5人が乗れるクルマだが、新型は大柄な体格の人だと後席の乗り降りに神経を使うといった印象を受けた。

もちろんこの問題についてはアウディジャパンも承知しているようだ。マーケティング部の青木徹・企画課長は「新型は従来型よりもスポーティさを意識したモデルで、本国にも5ドア車の設定はありません。従来型は日本ではアウディのエントリーモデルという位置づけであり、プレミアムスポーツモデルを掲げる新型とは性格も違います」と説明する。

それでは「アウディのエントリーモデルとしてのA3を求める客はどうするのか?」という疑問も生じるが、これについての回答は単純明快だった。現行5ドアも当分の間は併売するというのだ。

「5ドアのA3については1.8Tリミテッドというナビ付きの特別仕様車を12日から販売します。在庫一層セールと考えられる方が多いようですがそうではありません」と青木さん。

実は新型の5ドアモデルが登場する予定もあるようだ。これについてアウディジャパンのヨハン・ダ・ネイスン社長は「5ドアが出てくる予定はあります。スタイリングは3ドア車とは大きく異なるようだけど、私も計画だけしか聞かされていないから明言できない。詳しくは出てきてからのお楽しみということだね」とニヤリ。

欧州域内では『A2』がエントリーモデルとなるが、A3が3ドアモデルだけで終わるということもないだろう。日本車と違ってモデル寿命も長いから、いずれかのタイミングで5ドア車が投入されてもおかしくはない。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る