スズキは18日、一般道から未舗装路まで幅広く走行できる、200ccデュアルパーパスバイク『ジェベル200』を一部改良し、23日から発売する、と発表した。エンジンに、めっきシリンダーを採用し、エンジンの放熱性と耐久性を高めた。
従来のめっきシリンダーは、加工費が高く、大型スポーツバイクなどに採用されていた。スズキは、高速めっき技術「スズキ・アドバンスド・プレーティング」を開発して低コスト化を図り、低排気量のバイクへの適用を実現。今年2月に発売した50ccスクーター『チョイノリ』から採用し、ジェベル200への適用は2機種目。
このほか、新型ジェベル200では、カラーバリエーションを増やし、従来の「紺・白」に加え、ストリート系で人気の「黒・白」をラインアップした。メーカー希望小売価格は、従来より、5000円アップし35万4000円とした。