全国初!! 偽造卒業証で教習所の認可取り消し

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奈良県公安委員会は7月31日、暴力団関係者から求められるままに卒業証明書の偽造・交付を行なった「アイ・吉野自動車学校」について、公安委員会の指定を取り消す処分を行ったことを明らかにした。同教習所は今月18日で閉所しており、今回の指定取消処分を受けて1日からは未指定の自動車運転練習場として再出発するという。

これは奈良県下市町にある公安委員会指定教習所「アイ・吉野自動車学校」の前経営者と前校長が暴力団関係者からの依頼を受け、2001年11月から今年4月までの間、判明しているだけで16人に対して、教習実績が無いにも関わらず卒業証明書を交付したというもの。前経営者と前校長の2人は虚偽有印公文書作成・同行使容疑で逮捕、起訴されている。

奈良県公安委員会では不祥事の発生を受け、この教習所に対しての指定認可を取り消す方向で検討を続けてきたが、同教習所に籍を置く210人の教習生が別の指定教習所への移籍を7月中旬までに終了したことなどを受け、道路交通法に基づき7月31日付けで指定認可を取り消した。卒業証明書の偽造で指定認可が取り消されるという例は過去に無く、奈良県公安委員会では「全国的に見ても今回が初めてではないか」としている。

なお、問題の教習所は6月末で新規の受付を停止し、7月18日で閉所している。認可が取り消された8月からは未公認の自動車運転練習場として再出発するとしており、Webサイトでは生徒の募集も開始している。

《石田真一》

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