【新型トヨタ『プリウス』発表】会田肇がオーディオ聞き比べ---JBLの実力

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【新型トヨタ『プリウス』発表】会田肇がオーディオ聞き比べ---JBLの実力
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●JBLプレミアムサウンドシステム

もっともハイグレードなのが「Gツーリングセレクション」のみにメーカーオプションで装着される「JBLプレミアムサウンドシステム」。このシステムでは、アンプ以降、スピーカーまでがアメリカの音響専門ブランドとして有名なJBLの手によってチューニングされている。すでに『アリスト』や『クルーガー』などにもこのブランドは採用されており、トヨタユーザーにとっては既に馴染みのあるブランドでもある。

このシステムに組み合わされたスピーカーは全9個。前後4枚のドアそれぞれにツィーターとウーファーがセッティングされ、これにダッシュボード上にセンタースピーカーが加わる。これにより、どのシートに座っても同じ音場が楽しめるものとなったわけだ。

試聴してみると、明らかにこれまでのプリウスとは違ったダイナミックなサウンドなのがすぐにわかる。サブウーファーを搭載しているわけでもないのに、その低域のズ太い厚みは脱帽もので、その実力はとても純正のものとは思えないレベルなのだ。

中高域の厚みも充分あり、全体に押し出し感の強いサウンドと言っていいだろう。オーケストラの演奏も聴いてみたが、低域の厚みがある分、サウンドとしてしっかり感のある心地よさを伝えてくれていた。まさにアメリカンサウンドらしいダイナミックさに満ちあふれたものと言っていいだろう。

このサウンドがプリウスにマッチしているかどうかはともかく、これまでのプリウスでは得られなかったオーディオ的なサウンドが得られたのである。

センタースピーカーを備えていることもあって、音の定位感は抜群に良かった。なかでもボーカルを聴いた時のビシッとフロントに収まる風景は実に気持ちがいい。

1/4●6連奏CDチェンジャー装備
3/4●軽量化が災いしたかもしれない
4/4●ラインナップから選ぶなら……

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《会田肇》

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