ポリタンクで運べるガソリンの量は?

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愛知県名古屋市内の運送会社で発生し、46人が死傷した立てこもり・爆発事件で愛知県警は4日、この事件の容疑者(死亡)に大量のガソリンを販売したガソリンスタンドを経営する会社と、ガソリンスタンドの実質的責任者の35歳男性従業員を消防法違反容疑で書類送検した。

愛知県警・東署によると、今回書類送検されたのは立てこもり・爆発事件の容疑者に合計144リットルのガソリンを販売したガソリンスタンドの従業員と、この店を経営する会社。

調べによるとこの従業員は、立てこもり・爆発事件が起きた9月16日の午前8時30分ごろ、スタンドを訪れた容疑者の求めに従い、容疑者が持ち込んだ18リットル容量のポリタンク8個にレギュラーガソリンを満タンにして販売した疑いがもたれている。

ガソリンのような揮発性の高い燃料をポリタンクで運搬する場合、その量は10リットル未満となるように消防法で定められている。18リットル容量のポリタンクを満たすことはもちろん、144リットルという大量のガソリンを運ぶことも禁止となっている。本来は店が消防法に則って販売する必要があるのだが、この従業員は基準を忘れていたという。

警察では「大量のガソリンを販売しなければ被害は拡大しなかった可能性もある」として、今回このガソリンスタンドの送検に踏み切った。

《石田真一》

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