【東京国際消防防災展】論議を集めた『消救車』、売れ行きは?

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【東京国際消防防災展】論議を集めた『消救車』、売れ行きは?
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消防車の機能と救急車の機能をミックスさせ、1台に集約するという、極めて斬新なコンセプト(!?)が議論を呼び、昨年7月のプレス発表会ではかなり紛糾した場面も見られたモリタ『消救車』は、東京国際消防防災展(東京ビッグサイト、20日〜23日)でも展示されていた。

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車両発表の段階では「2003年4月から発売」とアナウンスしていたが、時はすでに11月。「法規上のポジションが微妙だから、それが決まるまではこんなの売れっこない」と発表会の席上で断言していた消防官僚もいたのだが、実際にはどうなのだろうか。会場説明員に「これって売れているんでしょうか?」と単刀直入に尋ねてみた。

「問い合わせは全国から入っています。だけど引渡しはまだありません」と説明員。「個々のケースであり、詳細は明かせない」としながらも、どちらかといえば救急車として使うということではなく、中央部のスペースに通常のシートを設置して多人数を輸送できるようにしたり、荷物の積載に使いたいという問い合わせの方が多いというニュアンスだった。

メーカーとしても「CD-1(普通消防ポンプ車の規格)の中央部に多用途に使える広大なスペースを確保した」という説明にスイッチしているようで、納入第一号が消救車になるかどうかは非常に微妙らしい。

《石田真一》

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