【ホンダF1】2004年体制…2〜3回は表彰台の真ん中

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【ホンダF1】2004年体制…2〜3回は表彰台の真ん中
【ホンダF1】2004年体制…2〜3回は表彰台の真ん中 全 5 枚 拡大写真

28日、東京都内、ホテルニューオークラにおいて、2004年ホンダF1参戦体制記者会見が開かれた。席上、本田技研工業の伊東孝紳常務取締役は、「シーズン1/3以上は3位以内に入りたい。そのうち2〜3回は表彰台の真ん中に登りたい。初戦のメルボルンは特に期待している」と語った。

その期待に応えるかのように、本田技術研究所F1プロジェクトリーダーの木内健雄氏も、「序盤戦から高い順位でフィニッシュできることを、ファーストプライオリティとしたい」と、力強く語った。

今シーズンを戦うエンジンは、ホンダ新開発の「RA004E」である。一層の小型軽量化や、低重心化、高出力化に取り組むとともに、耐久性にも最大限の配慮を行っている。

というのもレギュレーションの変更により、今年からレースウイークの3日間を1ドライバー1基のエンジンで走り切らなければならない。また、砂漠の中のサーキット、バーレーンも加わり、砂の吸い込みなどによるダメージも考えられるのためである。

一方、車体の開発は B・A・R のテクニカルディレクター、ジェフ・ウィリスを中心に、ホンダからも25名のエンジニアが参加して行われた。ギアボックス、サスペンション、空力特性など、あらゆる部分を見直すとともに、11月からはミシュランタイヤを履いてテストを繰り返したという。

03〜04年のオフシーズンに2万kmを超える走行テストを繰り返し、エンジンと車体を高いレベルで融合させた「B・A・R・ホンダ006」。バルセロナのテストでは3週目でコースレコードを更新したという実力を携えて、3月7日、メルボルンGPに挑む。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る