【会田肇が解説】アルパイン『INA-D300JN』---パルスタッチで震える

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
【会田肇が解説】アルパイン『INA-D300JN』---パルスタッチで震える
【会田肇が解説】アルパイン『INA-D300JN』---パルスタッチで震える 全 9 枚 拡大写真

●“ブルッ”と感じながら、スピーディにコマンド入力完了!

今年の秋に愛知県・名古屋市で開催されるITS国際会議を前に、カーナビが新たなページを開きそうな予感を感じていた。そんな矢先、アルパインがインターフェイスで画期的な機能を持ったHDDカーナビゲーションシステム『INA-D300JN』を発表した。

そのインターフェイスの名は「パルスタッチコントロール」。その最大のポイントはアイコンにタッチすると画面自体が“ブルッ”と軽く振動をして反応したことを指先で知らせてくれること。

今まではタッチパネルではビープ音などで反応を示すのがせいぜいだったが、この機能の採用によってより確実なコマンド入力が可能となったというわけである。この技術は、すでに今年1月に米国・ラスベガスで開催されたCESのアルパインブースで展示されていたが、日本国内での発表はこれが初めてとなる。

パルスタッチコントロールの使い心地は素晴らしく良い。画面のどこをさわっても振動を起こすのではなく、きちんとアイコンのあるところに振れて押したときだけ“ブルッ”と振動が伝わってくる。なかでも音の中心位置を設定する際は指でなぞるだけで簡単に設定が可能となり、なぞっている間も軽い振動が指先に伝えられるのはとてもわかりやすい。

この技術に詳しい関係者によれば、以前は画面のどこに触れても振動が伝わってきてしまうので、あまり実用性は高くないと判断するメーカーが多かったという。本機の場合は、アイコンのある場所を押した時だけ振動が伝わってくるように改良されている。つまり、最新の“パルスタッチコントロール”が搭載されたということも考えられる。

1/3●“ブルッ”と感じながら、スピーディにコマンド入力完了!
2/3●この構成でこの価格は立派なものである
3/3●HD01シリーズ共通の使いやすさ

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 続きを読む

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  3. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  4. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  5. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る