ユニバーサルデザイン・ショウケースで見る、触る、知る

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●トヨタの製品思想の柱

東京臨海副都心、東京テレポートタウンにあるトヨタのアミューズメント型ショールーム「メガウェブ」に、「ユニバーサルデザイン(以下UD)」をテーマにした施設が誕生した。建物の名称は「トヨタ・ユニバーサルデザイン・ショウケース」。

この施設は、既存の建物内部にコーナーを設けるという規模ではなく、メガウェブに隣接するかたちで専用棟を新たに建設するという力の入ったもの。トヨタでは、「UDは生活に身近なテーマであり、UD商品が使いやすく、楽しく、美しいことを体感できるよう工夫を凝らした」という。

建物全体でもUDを意識しており、展示デザインや従業員の接客マニュアルなど来場者が関わるすべての面をトライポッド・デザイン株式会社が監修している。

4月20日のオープニングセレモニーには張富士夫社長が出席し、このショールームが「ユーザーとの対話ができる施設を提供するものだ」とスピーチ、またトヨタにおける製品開発の新しい思想として「環境、安全、そしてUDをデザインの3本柱にする」と発表した。

セレモニーにはトヨタと縁の深い松下電器産業株式会社の中村邦男社長も出席し、「21世紀のモノづくりは、環境への配慮だけでなくUDの配慮が不可欠だ。今後に当社のキーとなる商品も、UDを体現していることが条件となる」とスピーチ、トヨタと松下電器がデザインの面でも協調し、密接な関係を保ち続けることをアピールした。

1/4●トヨタの製品思想の柱
2/4●クルマ以外にもユニバーサルデザイン製品を紹介
3/4●ウェルキャブ25台に試乗可能
4/4●ユーザーと小中学生に見てほしい

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