【中国・自動車大国】激しい攻防に入る日本メーカー

自動車 ビジネス 企業動向
【中国・自動車大国】激しい攻防に入る日本メーカー
【中国・自動車大国】激しい攻防に入る日本メーカー 全 15 枚 拡大写真

●トヨタ次期社長候補、豊田章男専務の試練

【画像全15枚】

もっとも、ホンダのリードも安泰とはいえない。出遅れたトヨタが猛然と追い上げているからだ。第一汽車と包括的な提携を行っており、02年10月から初の量産事業として小型乗用車『ヴィオス』の生産を立ち上げた。

03年末には『ランドクルーザー』シリーズ2車種、今春から『カローラ』の生産も追加。昨年度の販売は10万台弱だったが、受注残が多く「いずれの工場も能力増を進めている」(荒木隆司副社長)と、時間との戦いといった様相だ。05年春には『クラウン』も年5万台規模での生産に着手する。

ホンダの提携先である広州汽車との合弁も認可待ちであり、米国のベストセラー『カムリ』を年20万規模で生産する大型拠点となる見通しだ。トヨタの中国プロジェクトは、次期社長の有力候補となっている豊田章男専務が仕切っている。

豊田専務は「2010年にシェア10%の達成」を明言しており、早期にその道筋をつけることが社長レースでの試験ともなる。

10年の中国市場は、大型トラックなどを含む総市場で1000万台に達するとの見通しもあるが、トヨタは自社の製品セグメントの市場を同年で750万台規模と想定している。このため、数量としては75万台の確保がシェア10%への条件となる。年内には高級車ブランド「レクサス」も日本からの輸出により展開するものと見られる。

1/4●世界3位の生産台数
2/4●日本メーカーは3位グループで団子レース
3/4●トヨタ次期社長候補、豊田章男専務の試練
4/4●中国での勝負が決戦

  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 4
  6. 続きを読む

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 名車や希少車が! 移動自動車博物館、ミラフィオーリ2026開催
  2. 雨の季節、濡れた傘をすっきり収納! 車内快適「傘入れ」[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. ダイハツ『ラガー』30年ぶり復活か?…土曜ニュースランキング
  4. アウディ A6 新型、今夏の日本発売前に特別内覧会…東京・名古屋・大阪で開催
  5. トヨタ『ライズ』がRAV4デザインに!? 次期型が驚きの進化、国内トップSUVの最新情報
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ジェイテクト、「製造業データ等のAI-Ready化に関する研究開発」に参画…図面やマニュアルなど非構造化データを構造化
  2. マツダの車載CO2回収装置、走行中の貯蔵に初成功…回収量は前回比9.6倍の804gに
  3. JFEスチール、スポット溶接安定化技術が国内自動車メーカーの部品に初採用…高強度鋼板の適用拡大に貢献
  4. セキュア開発における脅威分析【自動車セキュリティ解説 第2回】
  5. 英Parkopedia、新APIでEVの「充電不安」解消へ…公共充電器の最大43%が実質利用不可という業界課題に対応
ランキングをもっと見る