トラック業界がまとめた7月の普通トラック販売台数は前年同月比11.6%減の7749台となり、2ケタのマイナスとなった。
前年の首都圏でのディーゼル排ガス規制強化で、特需が発生した反動が現れたかっこうだ。大型トラックは同18.2%減の3507台と大幅に落ち込んだ。中型トラックは同5.2%減の4242台と、大型トラックよりもマイナス幅は小さかった。
メーカー別では、4社ともにマイナスとなったものの、とくにリコール事件の影響で三菱ふそうが同30.1%減の1759台となった。
日野は同4.1%減の2397台、いすゞが同4.3%減の2262台、日産ディーゼルが同3.8%減の1331台と、3社はほぼ同じ水準のマイナス幅だった。