デザインの仕方…日産 ラフェスタ その2“住宅”

自動車 ニューモデル 新型車
デザインの仕方…日産 ラフェスタ その2“住宅”
デザインの仕方…日産 ラフェスタ その2“住宅” 全 3 枚 拡大写真

12月2日に発表・発売された日産のミドルクラスミニバン『ラフェスタ』のデザインを、倉持卓司プロダクトチーフデザイナー(PCD、デザイン本部、第1プロダクトデザイン部)は、「小さくとも工夫と夢がいっぱい詰まった家」と表現する。

【画像全3枚】

ラフェスタの想定ユーザーは30代前半、“団塊ジュニア”と呼ばれる世代だ。クルマは世帯に1台、夫婦で共用し、新車の購入にあたっては夫婦で相談して車種を決定する。……というのがメインユーザー像だ。

日産によれば、この世代は消費にあたって合理性や機能性を重んじる。例えば、ひとつ上の“新人類”世代が20代に好んだクルマは『スカイライン』、『シルビア』、ホンダ『シビック』など。団塊ジュニアは同じライフステージで『キューブ』、トヨタ『bB』、同『ファンカーゴ』などに乗っていた。これらから乗り換えるクルマがラフェスタである。

住居についても、この世代は、生活するのに必要充分の小さなスペースでありながらも、大きな窓や吹き抜けによって、開放感のあるデザインを工夫する。いわゆる“狭小住宅”というのがそれだ。

ラフェスタは同じ考え方をデザインに取り入れた。「パノラミックルーフ」と呼ばれる巨大なガラスルーフはその端的な例だ。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』をオリジナルアルミボディでカスタム、「R356」がふるさと納税の返礼品に…三重県明和町
  2. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  3. 中国製高級ミニバンが日本初上陸、『ZEEKR 009』を国内販売へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. 「大ヒットの予感」トヨタが“小さいランクル”初公開! SNSでは「男心をくすぐる」「日本でも扱いやすそう」と期待のコメント続々
  5. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る