トヨタ、中国の人材育成に協賛

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車は、中国を代表する総合大学の一つ清華大学が中国の将来を担う人材の育成に寄与するため3月1日に設けた「産業発展と環境ガバナンス 研究センター」に協賛すると発表した。

今回設立されたセンターは、「制度の変遷と協調的な発展」「資源・環境と持続可能な発展のための政策」「産業組織・規制と政策」などの領域についての政策研究、学術交流、大学院教育、実務者研修などを実施することで、中国の公共政策とガバナンスに関する研究・教育の一層のレベルアップを図るのを目的に設置した。

同センターの役員には、清華大学公共管理学院長の陳清泰氏、国務院発展研究センター研究員の呉敬氏、スタンフォード大学名誉教授の青木昌彦氏、カリフォルニア大学バークレー校経済学部教授の銭穎一氏、東京大学大学院教授の藤本隆宏氏などが就任。

トヨタは、今後5年間にわたって年間600万元(約8000万円)、総額で3000万元(約4億円)を提供することを決定した。一方で、同センターにおける教育・研究の独立性を尊重する立場から、トヨタはセンターの学術活動には一切干渉しない。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  4. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
  5. 新型『キックス』ブラジル発売で浮き彫りになった「日産への期待と本音」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る