【日産バリューアップ ! 】解説…420万台1年延期でも「世界最速」

自動車 ビジネス 企業動向
【日産バリューアップ ! 】解説…420万台1年延期でも「世界最速」
【日産バリューアップ ! 】解説…420万台1年延期でも「世界最速」 全 22 枚 拡大写真

●新型28車種、猛スピードで拡大

とはいえ、「日産180」の起点である01年度(世界販売259 万台)から7年間で420万台に到達すれば、約1.6倍の拡大。世界の自動車産業でも空前の猛スピードとなる。ちなみにトヨタ自動車(ダイハツ工業、日野自動車含む)の世界販売は06年に850万台を目標にしているが、7年間での成長は1.5倍程度だ。

地域別の販売目標については「日産180で示したところ、各地域での計画がコミットメントのように受け取られたので今回は公表しない」(ゴーン社長)と苦笑交じりで説明した。だが、1年前には販売増の「目安」として、中国など一般海外地域35万台、北米(米国・カナダ)25万台、日本15万台、欧州7万台---としていた。

基本的にはこの目安に沿って、地域別の販売戦略が構築される。中国での成否がカギを握ることになるが、日本も依然として高い目標を抱える。

こうした急成長を確保するため、「バリューアップ」の3年間では、世界に28車種の新モデルを投入する。このうち、10車種が新規投入モデル、残り18が既存車種のモデルチェンジとなる。

●これだけの不確定要素のなかで発進
●インフィニティ日本導入はいつになる?
●新型28車種、猛スピードで拡大
●世界市場で戦う日本発ヒット商品

  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 4
  6. 続きを読む

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る