【上海モーターショー05】奇瑞で競演…フミア&ピニンファリーナ

自動車 ニューモデル モーターショー
【上海モーターショー05】奇瑞で競演…フミア&ピニンファリーナ
【上海モーターショー05】奇瑞で競演…フミア&ピニンファリーナ 全 7 枚 拡大写真

良くも悪くも、なにかと話題の尽きないのが奇瑞汽車(チェリーモータース)。既報の通り今回は合計5台のコンセプトカーと量産車を展示していたのだが、会場でそれぞれについて興味深い情報を得ることができたので、一台ずつ紹介しよう。

悪名高い『QQ』のコンポーネンツを利用した『S16』は、「クオリティ・コンパクト」を謳っており、デザインはエンリコ・フミアが手がけている。ボディの前後中心からスロープダウンするキャラクターラインが初代ランチア『イプシロン』を想起させ、ボディ前後のグラフィックスを同じにすることでポップな雰囲気を醸し出している。

また、ドアも前後対称形とすることで左右の形状を同じにし、同一の金型で左右ドアがプレスできるようにすることでコストダウンも図れるよう配慮されている。S16が掲げるデザイン・フィロソフィは「レス・イズ・モア」なのだ。

いっぽう、かつてフミアも在籍していたピニンファリーナによるデザインのスペシャリティクーペ『M14』は、コンセプトカーながらエンジンスペックが公開されており、量産に強い意欲を示していることがわかる。

1.6リットルと2.0リットルの直列4気筒エンジンが設定でき、「わが社の独自開発」だという1.6リットルエンジンは可変バルブタイミング機構も備えているという。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  4. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  5. デンソーが「高品質トマト」を開発!? 種苗メーカー買収で食農分野を加速
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る