モバHO! 搭載、宮崎交通高速バス試験運行開始

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モバイル放送および宮崎交通が共同で準備してきた、高速バスへのモバイル放送サービス「モバHO!」の導入について、システム開発が完了し、本システムを搭載した「はまゆう号」(宮崎−鹿児島)の試験運行が28日より開始される。

モバHO!はパラボラアンテナを必要としない、移動体向けの衛星デジタルマルチメディア放送。これを高速バスに搭載することにより、ニュースやスポーツなどのリアルタイムな情報を安定して視聴することが可能になった。

これまでも衛星放送をバス車内で視聴するために衛星追尾型の受信システムの導入が行なわれてきたが、装置が高価な上に安定して衛星を捕捉できないなどの課題があった。

またモバイル放送では防災情報の配信を予定していることから、将来はバスなどへの緊急警報の受信システムへの活用も想定されている。

宮崎交通高速バス鹿児島線「はまゆう号」は、宮崎駅前バスセンターから鹿児島空港経由で鹿児島天文館を結ぶ。所要時間2時間50分で1日8往復。

営業線運行に先立ち、最終受信評価走行を27日に宮崎−都城往復で実施する。なお本導入事業は2004年度の宮崎県民間活用モデル事業の採択事業となっている。

《高木啓》

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