パチスロに夢中で女児死亡…地震にも動じなかった母親

自動車 社会 社会

パチンコ店の駐車場に置いたクルマの車内に生後6カ月の女児を放置して死亡させたとして、岩手県警は17日、平泉町内に在住する27歳の女を重過失致死容疑で逮捕した。女は放置の事実を大筋で認めている。

岩手県警・一関署によると、重過失致死容疑で逮捕された女は16日の午前11時ごろ、一関市内にあるパチンコ店を訪れ、駐車場に置いたクルマの車内に生後6カ月の女児をチャイルドシートに座らせたまま放置。同日の午後2時ごろまで約3時間に渡って遊戯を続け、女児を熱中症が原因の脱水症状で死亡させた疑いがもたれている。

事故当日の一関市は午後2時に摂氏30度を超えたが、クルマのエンジンは切られ、運転席を除く3カ所の窓が約3cmずつ開けられただけの状態となっており、風通しは非常に悪かったという。

また、女がパチンコ店に入店してから約40分後には宮城県沖を震源とするマグニチュード7.2の地震があり、一関市内では震度5弱の強い揺れも観測されているが、女はこれに動じることも無く、子供の様子を気に掛けるわけでもなく、そのまま遊戯を続けていたという。

警察の取り調べに対し、女は容疑を大筋で認めており、以前から同様の行為を繰り返してきたことをほのめかすような供述も行っているようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る