【D視点】新型フォード フォーカス …モデルチェンジ手法の是非

自動車 ニューモデル 新型車
【D視点】新型フォード フォーカス …モデルチェンジ手法の是非
【D視点】新型フォード フォーカス …モデルチェンジ手法の是非 全 16 枚 拡大写真

★大物の子供は育ちにくい

【画像全16枚】

先代(=初代)フォーカスは1998年にヨーロッパで登場し、以後世界80カ国で約400万台というビッグセールスを記録した。ヨーロッパでは大変ポピュラーなブランド、欧州フォ−ドの主力モデルでもある。

フォード『Ka』から始まる「ニューエッジスタイル」と呼ばれるデザイン手法から先代フォーカスは生れた。モノフォルムのラウンドシェープをシャープなラインでグラフィカルに切り分けたデザインは独創的で新鮮な魅力を醸し出している。

その成果が「1999年度欧州カー・オブ・ザ・イヤー」、「2000年度北米カー・オブ・ザ・イヤー」と、史上初の2大陸ダブル受賞となったわけだ。日本では少数派だが、優れたデザインとして知る人ぞ知るクルマ、それが先代フォーカスだった。

大物の子供は育ちにくいといわれるが、クルマの開発も同じで、成功したモデルの次は成功しないというジンクスがある。原因はいろいろあるが、失敗を許されないことから開発者が冒険を恐れがちなのは確かだ。競合他車がラグジュアリー路線をとるなか、新型フォーカスの「先代の良いところを生かしながら、クオリティを補う」戦略も説得力はあるが、冒険を避けた感が強い。

しかも、プラスとマイナスを同時に達成するような戦略は、一見、簡単そうだが実は高度なデザイン能力が求められるのだ。新型フォーカスもクオリティは実現できたが、新鮮なインパクトは今一歩となってしまった。が、これこそ狙い通りとも考えられる。

★ コンパクトカーでは珍しいスマートさ
★大物の子供は育ちにくい
★安定した操縦感覚の大人のクルマ

  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 続きを読む

《松井孝晏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ラガー』30年ぶり復活か?…土曜ニュースランキング
  2. 新東名・NEOPASA浜松で「“航空祭”フェスティバルIV」開催! 6月13日から
  3. トヨタ『ライズ』がRAV4デザインに!? 次期型が驚きの進化、国内トップSUVの最新情報
  4. 車の黒樹脂パーツが白くなる原因と対策、洗車後に差が出るメンテナンス方法~Weeklyメンテナンス~
  5. 蘇った「CB-F」はサーキットでも楽しいのか? スペンサー用にカスタム、特別なホンダ『CB1000Fレーサー』をことりちゃんが試す
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. BYD、Huawei、Xpengが示す中国自動車産業の次なるステージとは…匠新[インタビュー]
  3. ダイフク、520億円の成長投資でマザー工場再開発とドイツ企業買収…2030年に売上高1兆円へ
  4. AIドライブレコーダーで道路損傷を自動検出、「道路巡回ソリューション」共同開発…電気興業とサイバーコア
  5. JFEスチール、スポット溶接安定化技術が国内自動車メーカーの部品に初採用…高強度鋼板の適用拡大に貢献
ランキングをもっと見る