【D視点】新型フォード フォーカス …モデルチェンジ手法の是非

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【D視点】新型フォード フォーカス …モデルチェンジ手法の是非
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★安定した操縦感覚の大人のクルマ

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欧州車にとってラリーイメージは重要なデザインアイテムのひとつにあげられる。バイクのトライアルや自動車ラリーは、日本では想像できないくらい盛んなのだ。

WRC(世界ラリー選手権)で活躍していたフォード『エスコート』の後継として誕生した初代フォーカスは、期待を裏切ることなくラリーで活躍し、エスコートのイメージを引き継いだ。

新型フォーカスは「ドライバーを始め、すべての乗員にも感じ取れる大切なインフォメーションとしてのドライビング・クオリティ」をアピールしている。新型フォーカスもラリーの伝統を継承するということだ。

共通のプラットフォームを持つマツダ『アクセラ』は日本車らしからぬ走りで定評があり、新型フォーカスも高いスポーツ性能が期待できそうだ。

しかし、先代フォーカスも足回りには定評があったが動力性能には不満が出ていた。新型フォーカスはこの面での向上は認められるが、ラグジュアリー路線を展開しているドイツの競合他車の動力性能と比較すると勝っているとはいえない。ラリーのイメージをあおりすぎると、動力性能ばかりに目が行き、かえって失望を招く恐れがある。

ラリーで鍛えられた安定した操縦感覚の大人のクルマとしての認知が、フォーカスブランド確立のカナメとなる。こういうイメージのほうが、ラリーを愛する欧州ユーザーのクルマに近い。

フリーペーパー『Focustyle』(ウェブサイト http://www.focustyle.jp/)の発刊は、「知的なライフスタイル」を提案しながらフォーカスを知ってもらうのが目的。自動車業界では珍しいイメージ戦略の成功を期待する。

★ コンパクトカーでは珍しいスマートさ
★大物の子供は育ちにくい
★安定した操縦感覚の大人のクルマ

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《松井孝晏》

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