路肩に停車のトレーラー、多重衝突事故の原因に?

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26日、神奈川県秦野市内の東名高速道路上り線で、故障で路肩に停車していた大型トレーラーに後続の大型トラックが衝突するなど、4台が関係する多重事故に発展した。この事故で1人が死亡、3人が重軽傷を負っている。

神奈川県警・高速隊によると、事故が起きたのは26日の午前2時ごろ。秦野市南矢名付近の東名高速上り線で、ブレーキ故障のために路肩に停車していた大型トレーラーに対し、後ろから走ってきた31歳の男性が運転する大型トラックが衝突。この数分後に後方から走ってきた別のトレーラーが立ち往生していた2台に衝突。さらに別のトラックも衝突するなど、大型車両4台が関係する多重衝突事故に発展した。

2回目の衝突事故が起きた際、故障したトレーラーを運転していた48歳の男性は自車の後部に立って被害状況の確認をしていたが、衝突によって押し出された大型トラックの車体にはねられて死亡。衝突してきたトレーラーを運転していた58歳の男性が足の骨などを折る重傷。最後に衝突したトラックに乗っていた2人が軽傷を負っている。

現場の路肩には大型車が安全に停車できる余地はなく、車体の一部が走行車線(第1車線)にはみ出すような状態だった。警察では事故発生の詳しい原因を調べている。

《石田真一》

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