大矢アキオ『喰いすぎ注意』…イタリアのパンはマズいゾ

自動車 社会 社会
大矢アキオ『喰いすぎ注意』…イタリアのパンはマズいゾ
大矢アキオ『喰いすぎ注意』…イタリアのパンはマズいゾ 全 7 枚 拡大写真
1
 日本向けチューンに騙されるな

今年もジュネーブモーターショーの帰り、忘れず大量に買ったモノがあった。何を隠そう、パンである。ジュネーブからモンブラン・トンネル経由でイタリアに帰るには一度フランスを通る。そこで毎年パンをしこたま買い込んでくるのである。

700km離れたトスカーナの自宅に帰ったら、すぐ食べるぶんを除いて速攻で冷凍室にぶち込む。なんでそんなことをするか? イタリアのパンはマズいのである。

【画像全7枚】

「そんなこと言ったって、日本で売ってるパニーニのパンとか、うまいヨォ」という御方もいると思う。しかしあれは、日本のパン屋さんが日本人向けにチューンしているのである。日本を走っている輸入車が、実は本国にはないフル装備仕様だったりするのと似ていなくもない。

筆者紹介:大矢アキオ Akio Lorenzo OYA --- 国立音楽大学卒。自動車誌『SUPER CG』(二玄社)記者を経て、96年からシエナ在住。イタリアに対するユニークな視点と親しみやすい筆致に、老若男女犬猫問わず多くのファンがいる。NHK『ラジオ深夜便』における軽妙な語り口も好評。主な著書に『イタリア式クルマ生活術』、『幸せのイタリア料理!』、『カンティーナを巡る冒険旅行』、訳書に『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(いずれも光人社)。
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 続きを読む

《大矢アキオ Akio Lorenzo OYA》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 万能のメルセデスベンツ『ウニモグ』、史上最も豪華なコンセプトカー登場…『Gクラス』の上を行く
  2. 洗車で見つけた小キズ、板金いらずのDIY補修術 ~Weeklyメンテナンス~
  3. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  4. 無限、新型『プレリュード』カスタムを公開、タイプR用ウイング比較展示も…東京オートサロン2026予定
  5. 【ヤマハ WR125R 試乗】“セロー・ロス”の受け皿になる!? 戦闘力、包容力の高さにロングセラーの予感…青木タカオ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る