気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2006年4月4日付
●入社式訓示 様変わり、会社人より社会人(読売・3面)
●GM金融子会社を売却 投資グループに140億ドル確保へ(読売・8面)
●三菱自、目標下回る、世界全体で、国内、欧はでは達成(読売・8面)
●ミキティ トヨタ人事部配属(読売・34面)
●新車販売台数2年ぶり増加(毎日・8面)
●自動車販売2極化加速、高級輸入車、低燃費の軽(産経・11面)
●対中投資3年連続更新 自動車牽引19%増(東京・8面)
●自社ブランドの環境対応車生産 上海汽車が新工場日(日経・9面)
●GWの高速道渋滞、下りピークハ3日(日経・42面)
ひとくちコメント
きのうは全国の企業で入社式が行われた。きょうの各紙にもトップの訓示が掲載されているが、トヨタ自動車は、渡辺捷昭社長が「現在の状況にうかれ、気を抜いた途端、企業の存在すら危うくなる。過去に経験したことのない大変な時にいることを認識してほしい」などとあいさつ。トヨタマンらしい自覚と危機感を求めたようだ。
そのトヨタの新入社員(嘱託)として注目の女子フィギュアスケートトリノ五輪代表の安藤美姫さんは、本社人事部への配属が決まったそうだが、入社式には「スケートの強化合宿」(読売)を理由に欠席したという。スケート人生に賭ける安藤選手は渡辺社長の「気を抜いた途端危うくなる」という訓示を初日から遵守して練習に励んでいたようだ。