女子高校生を車内に6日間も監禁

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警視庁は8日、インターネットの出会い系サイトで知り合った17歳の女子高校生を車内に監禁して6日間に渡って連れ回したとして、29歳の男を監禁の現行犯で逮捕した。男は監禁容疑を否認しているという。

警視庁・捜査1課によると、この男は3日の午後10時ごろ、東京都立川市内にある西武拝島線・玉川上水駅で、出会い系サイトで知り合った17歳女子高校生を「家まで送る」と騙してレンタカーに乗せ、そのまま車内に監禁した疑いが持たれている。

男は女子高校生が交際の申し出を断ったことに腹を立て、携帯電話を没収。さらには「逃げたらどうなるかわかっているだろうな」と脅し、東京から愛知、京都などを転々とした。食事を取るために車外に出ることはあったが、それ以外は車内に監禁。男が寝るときには手足を粘着テープで縛って拘束していた。

女子高校生は携帯電話を密かに奪取し、男の隙を見て「トラブルに巻き込まれた、警察に知らせて」といった内容のメールを母親に宛てて送信。届けを受けた警察はメールが静岡県内から発信されたことを確認し、静岡県警に捜査協力を要請。静岡県警が不審車両の洗い出しを進めていたところ、静岡県浜松市内で東京都内ナンバーのレンタカーを発見。その場で男の身柄を拘束。駆けつけた警視庁の警察官が逮捕した。

調べに対し、男は「同意の上で旅行していた」などと話し、監禁の容疑を全面的に否認している。

《石田真一》

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