観光バスを酒気帯び運転

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山梨県警は16日、観光バスを飲酒運転し、信号機を破壊する単独接触事故を起こしたとして、大月市内にあるバス会社で運転手として勤務する55歳の男を道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。バスは回送中であり、乗客はいなかった。

山梨県警・上野原署によると、事故が起きたのは16日の午前6時30分ごろ。上野原市四方津付近の国道20号で、東京方面に向けて進行中の中型観光バスが、道路左側の信号柱に衝突。信号機のコントローラーなどを破壊した。バスは回送中だったため、乗客はおらず、ケガ人はいなかった。

通報を受けて駆けつけた同署員に対し、バスを運転していた55歳の男は「床に置いてあったコーヒーの缶を取ろうと手を伸ばした際、前方不注意となった」と話したが、すぐに酒臭いことに気づいてアルコール検知を実施したところ、酒気帯び相当量のアルコール分を検出したため、道交法違反の現行犯で逮捕した。

調べに対して男は「前日は非番だったため、自宅で焼酎をコップ3杯飲んだ。午後8時には就寝した」と供述。当日は出発前に必要な点呼を受けず、そのままバスに乗り込んで営業所を出発したという。警察では会社の関係者からも事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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