三菱自動車、第1四半期は68億円の営業赤字

自動車 ビジネス 企業動向

三菱自動車工業が2日発表した2007年3月期決算の第1四半期(4−6月期)業績は、営業損益段階の赤字が68億円となった。前年同期より赤字幅が70億円改善した。最終損益で黒字転換を図る通期の業績予想は据え置いた。

第1四半期は国内や北米、欧州の販売が増加したものの、原油高などの影響によりアジア・その他地域の販売が落ち込んだ。世界での小売台数は前年同期比10%減の29万2000台にとどまり、円安効果はあったものの、売上高は0.4%減の4839億円とほぼ横ばいだった。

最終損失は赤字が65億円圧縮され、151億円となった。9月中間期も赤字予想だが、通期では経常利益210億円、純利益80億円を予想している。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ジープ初の1.6リットルターボハイブリッド搭載、SUV『チェロキー』新型が四角い新デザインで登場
  2. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  3. レクサス『RX』米2026年モデルに「アピアランスパッケージ」新設定
  4. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  5. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る