ホンダ、アルゼンチン二輪車工場の開所式

自動車 ビジネス 企業動向

ホンダのアルゼンチンの現地法人のホンダ・モトール・デ・アルへンティーナ・SAは、ブエノスアイレス州フロレンシオ・バレーラ市に設立した二輪車工場の開所式典を行った。式典にはアルゼンチンのキルチネル大統領らが出席した。

新工場の敷地面積は約6万8000平方メートルで建屋面積は約7000平方メートル。投資額は約105万USドル(約1億2000万円)。年間生産能力は1万5000台でスタートするが、設備の増設や増員により4万5000台まで拡大可能だ。

新工場では、現地で好調な販売が続いている『C105Biz』(カブタイプ)を生産するが、近い将来生産モデルの追加もを検討している。新工場は6月末に稼動を開始し、既に量産体制に入っている。

アルゼンチンの二輪車市場は、2002年に約1万3000台だったが、ここ数年で急速に拡大しており、2005年実績は、約18万7000台だった。ホンダの販売台数も2004年が約1万8000台だったのが2005年には約4万1000台に増えており、2006年は7万台の販売を計画している。

アルゼンチンの二輪車市場は今後もさらに拡大する見通しで、将来はブラジルに次ぐ南米第二の市場へと成長することが期待されており、ホンダは現地での生産体制を強化する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る