日産ディーゼル、商用車テレマティクスサービスに参入

自動車 テクノロジー ITS

日産ディーゼル工業は、顧客の経営をトータルサポートする商用車向けテレマティクス・システム(通信モジュールを内蔵した車両総合管理ツール)「UD-テレマティクス」を大型トラック『クオン』に標準装備して12月1日から発売すると発表した。

また、他社車を含めた既販の普通トラック全車に装着できる部品キットも同日より全国一斉に販売を開始した。

大型車のテレマティクスサービスはいすゞ自動車が「みまもりくんオンライン」で先行しているが、日産ディも追随する。

今回発売する「UD-テレマティクス」は、コマツと共同開発したもので、双方向通信、リアルタイム情報を活用した効率的な運行管理に加え、エコドライブを支援する走行時のリアルタイム音声ガイド「燃費王」機能やエコドライブ支援レポート、安全運転レポートの提供機能、車両状況把握やメンテナンス管理に必要な車両データー収集機能などを含んでいる。また、車両運行を統制する事務所でも、さまざまな情報を一括してリアルタイムで管理することができる。

UD-テレマティクスは国のEMS(エコドライブ管理システム)補助事業のEMS用機器の基準に対応している。

主要な構成部品は・ディスプレイユニット、車載器、通信アンテナ、GPSアンテナ。

今回の標準装備でクオンの価格は30万円値上げとなる。

また、部品キットは31万5000円。

UD-テレマティクス装着車両と部品キット販売目標は合計で年間1万台。

《レスポンス編集部》

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