【ITS世界会議06】走った分だけ課金…ほんとにやるの?

自動車 テクノロジー ITS
【ITS世界会議06】走った分だけ課金…ほんとにやるの?
【ITS世界会議06】走った分だけ課金…ほんとにやるの? 全 3 枚 拡大写真

英国ロンドンのエクセル(ExCel)にて開催中の「第13回ITS世界会議」の展示会場では、ロンドン交通局(TfL: Transport for London)が採用を検討している、自動車の走行距離に応じて課金するシステムの展示も行われていた。

【画像全3枚】

現在のロンドンでは、渋滞課金(Congestion Charge)と呼ばれる、ロンドン中心部の指定地域に自動車が入った場合に一定額を支払う制度が採用されている。しかし、これは、いったん課金された後の道路の利用状況に差があるために、ドライバーからの不満も大きい。

そこで、現在ロンドン交通局が検討しているのが、走行距離に応じて課金するシステムで、すでにロンドンの一部地域で試験運用が行われている。ただし、本格的な導入計画はいまのところ無いようだ。

試験運用では、14社のメーカーのGPSユニットがテストされた。もっとも性能の良かったGPSユニットでは、実際の走行距離と測定された走行距離の平均誤差が5.1m、実際の地図との整合は98.5%、課金の誤差はプラスマイナス0.82%という結果だった。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る