【インプレ'06】下野康史 メルセデスベンツ『E320 CDI』 ディーゼル鎖国に挑戦状

試乗記 国産車
【インプレ'06】下野康史 メルセデスベンツ『E320 CDI』 ディーゼル鎖国に挑戦状
【インプレ'06】下野康史 メルセデスベンツ『E320 CDI』 ディーゼル鎖国に挑戦状 全 1 枚 拡大写真

「遅い、うるさい、きたない」のディーゼル三悪を返上した新世代ディーゼル車。ガソリンの『E350』と直接、乗り比べても、「あれっ、いま乗ってるの、どっちだったっけ」としばしば迷うほどの出来。

ディーゼルならではの強大なトルクのおかげで、グワっと鎌首を持ち上げるように加速するスタートダッシュの力強さは、むしろE350をしのぐ。

燃費のよさと軽油の安さとの相乗効果で、燃料代はE350より3割強おトク。といったって、車両価格はどちらも800万円台。“省貯金”にはならないが、お金持ちにも“安く走る”喜びを与えるクルマであるのは事実。

欧州乗用車市場でのディーゼル比率はすでに5割。メルセデス『Eクラス』では7割にも及ぶ。ディーゼル嫌いの日本とのあいだにある乖離を解消するうえでも、輸入されねばならなかったモデルである。なにはともあれ、ディーゼル鎖国の門をまずはメルセデスが開けた。さすが自動車界の盟主。リスペクトしましょう。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★☆
インテリア/居住性:★★★☆☆
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★☆
オススメ度:★★★★☆

下野康史| モータージャーナリスト
自動車専門誌の編集部を経て、モータージャーナリストに転身。現在はクルマ雑誌を始め、週刊誌のコラムなど幅広く執筆活動を行っている。親しみやすい文体のなかに見える、鋭い着眼点や独特の語り口にファンは多い。

《下野康史》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『N-WGN』次期型はどう進化する? “ヒンジドア軽ワゴン”の魅力を磨く
  2. スバルはなぜMTを捨てないのか? 2027年までに登場、次期『WRX』『BRZ』「新型スポーツハッチ」の姿とは
  3. レクサス『RX』大幅改良へ、新デザイン判明!…フロント刷新&内装進化
  4. 中国BYDが軽EV『ラッコ』投入、東福寺・日本法人社長「日本の新しい軽の定番に」[新聞ウォッチ]
  5. 日野『プロフィア』リコール 火災のおそれ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  2. 山岳トンネル工事でロックボルトを自動打設、三井住友建設が「離れteロック」開発…俵山・豊田道路第2トンネル工事に導入
  3. ヨコオ、電波暗室を中国・東莞に新設…アンテナ評価を現地完結へ
  4. タイヤは「黒いゴム」じゃない! ブリヂストンが明かした性能を決める原材料の秘密
  5. 日立エナジー、空飛ぶクルマ向け電力インフラ整備へ…Eve Air Mobilityと覚書締結
ランキングをもっと見る