スマートプラスとVISA TOUCH
−−そのUFJニコスが提唱したFeliCaクレジット決済が「スマートプラス」なのですけれど、今年6月にはビザ・インターナショナルがこれを採用したFeliCaクレジット決済サービス「VISA TOUCH」を推進と発表して話題になりました。ただ、この関係性がちょっとわかりにくいのも事実です。
鳴川 もともとスマートプラスは単なる技術仕様名でオープンな形で無償公開していく方針だったのです。それをビザ・インターナショナルに採用していただいて「VISA TOUCH」になった。ですから、実際の店頭では今後、VISA TOUCHの名前で展開されていきます。
−−なるほど。スマートプラスベースのFeliCaクレジット決済方式がVISA TOUCHということですね。
鳴川 そうです。スマートプラスはクレジットカードのシステムをそのまま非接触IC化したもので、提携カードのスキームも従来と同じものを組み込みました。特に提携カードで重要な割引サービスやインセンティブプログラムも適用しやすいようにしています。
−−その点は提携カードを重視するUFJニコスらしいところですし、自らがイシュアではないビザ・インターナショナルとしても採用しやすいポイントと言えます。
☆10月31日に開催されるセミナー「拡大するロードサイド決済ビジネス」では、UFJニコスのスマートプラスの取り組み、ロードサイド市場への展開戦略と普及のポイントなどがさらに詳しく紹介される予定です。
※参考:セミナーの詳しい内容および申し込み
http://www.rbbtoday.com/bch/seminar/2006-10-31-S06308.html