母に抱かれていた乳児、前席にぶつかり死亡

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12月28日午後、富山県氷見市内の民家敷地内で、駐車しようとしていた乗用車が家のコンクリート製基礎部分に衝突する事故が起きた。後部座席で母親に抱かれていた生後6カ月の乳児が前部シートに頭を強打し、収容先の病院で死亡している。

富山県警・氷見署によると、事故が起きたのは12月28日の午後2時5分ごろ。氷見市白川付近の民家敷地内で、63歳の女性が運転する乗用車が暴走し、コンクリート製の住居基礎部分に衝突した。

この際、クルマは前につんのめるような状態となり、後部座席でシートベルト未着用の状態で同乗していた30歳の女性がシートから投げ出された。また、この女性が腕に抱いていた生後6カ月の男児が前席シートのフレーム部に頭を強打。近くの病院に収容されたが、頭部骨折と脳挫傷で約5時間後に死亡した。

警察では運転していた女性から業務上過失傷害容疑で事情を聞いているが、段差を乗り越えようとした際にアクセルを過剰に踏み込んだ可能性が高いとみている。

《石田真一》

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