観光名所の橋からクルマが転落

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12月30日未明、京都府京都市右京区内の市道に架かる橋を走行していた乗用車が歩道に乗り上げ、そのまま欄干を突き破って川の中州に転落する事故が起きた。クルマに乗っていた3人にケガはなかった。この橋は観光名所ともなっている渡月橋。路面凍結が原因とみられる。

京都府警・右京署によると、事故が起きたのは12月30日の午前0時35分ごろ。京都市右京区嵯峨天龍寺造路町付近の市道に架かる渡月橋(全長約150m)を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱。そのまま道路右側の歩道に乗り上げ、木製の欄干を突き破って約6m下にある川の中州部分に転落した。

クルマは転落の衝撃で小破したが乗っていた3人にケガは無かった。運転していた19歳の男性は警察の調べに対して「橋の中ほどでクルマがスリップした。とっさにハンドルを切ったが、勢いで反対側の歩道に乗り上げた。気がついたら橋から落ちていた」などと供述しているという。

クルマは歩道に乗り上げ、欄干を破壊しながら約15m走行していた。渡月橋は橋自体が観光名所となっており、本体は1934年に架設されたコンクリート製だが、欄干部分は景観を配慮して木製となっていた。警察ではクルマが凍結路面でスリップしたものとみている。

《石田真一》

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