30m滑落、シートベルトが命を守った

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12月30日朝、北海道網走市内の市道で、走行中の乗用車が路肩に設置された金属製フェンスをなぎ倒して路外に逸脱し、斜面を約30m下まで滑落する事故が起きた。クルマは大破したが、乗っていた2人はシートベルトを着用していたこともあり、打撲などの軽傷で済んだ。

北海道警・網走署によると、事故が起きたのは12月30日の午前8時30分ごろ。網走市向陽ケ丘2丁目付近の市道を走行していた50歳女性の運転する乗用車が凍結路面でスリップ。コントロールを失ったまま路肩の金属製フェンスを突き破り、斜面を約30mに渡って滑落した。

クルマはフェンスへの衝突によって大破したが、運転していた女性と、助手席に同乗していた17歳の男子高校生はシートベルトを着用していたこともあり、胸部などを打撲する軽傷で済んだ。

現場は崖の上を通る市道。直接の事故原因は凍結路面でのスリップと、これを回避しようとした際のハンドル操作の誤りとみられている。警察では「シートベルトを着用していたことや、積雪がクッションになったことが幸いして被害が最小限となった」とコメントしている。

《石田真一》

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