日野自動車は、新運転免許制度において新設される「中型免許」に適したトラックとして『レンジャー』の「中型免許対応車(車両総重量11t)」シリーズを追加し1日から発売開始した。
中型免許対応車は、今年6月に施行となる新運転免許制度における中型免許で運転が可能な車両の上限である車両総重量11トン未満とし、同免許区分で最大級の積載性(最大積載量6.4トン)を確保するトラック。
従来の最大積載量4トンクラス車両からの移行による輸送効率の向上や冷凍車などボデー重量の比較的重い車両に対しても充分な積載量を確保可能とするなど、中型免許保有者に相応しいトラックとして開発した。
5種類のエンジン、リヤエアサスペンション車・オートマチックトランスミッション車の設定などバリエーションを充実させ、顧客のニーズに対応する。
今回の新型車は既存の日野レンジャーのラインナップ同様、新長期排出ガス規制および「低排出ガス重量車」の最高ランク・新長期排出ガス規制値比NOx・PM10%低減に適合している。
格は型式「BDG-GD8JLWA」ワイド幅キャブ木製平ボデーが743万9250円。