モナコGPで禁止されているチームオーダーをマクラーレンが発令した疑いがあるとして調査していたFIA。31日、マクラーレンにペナルティを与えないことを発表した。
「ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスとドライバーとの無線交信を調査し、FIAオブザーバーからの報告およびチームから提出されたデータを分析した結果、2007年モナコGP中のマクラーレンの行動は正当なものであると判明。よってさらなる処分は必要ない」と声明を出したFIA。
レース結果に影響を及ぼすチームオーダーを発令した場合は、ポイント剥奪や罰金のみならず、チャンピオンシップ失格という厳罰の可能性もあったが、これにてチームオーダー問題はひとまず決着したことになる。