ノキア Wibree が Bluetooth と統合---1年充電不要のBluetooth機器登場か

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Bluetoothの開発・普及を推進する業界団体Bluetooth Special Interest Group(Bluetooth SIG)とNokiaは13日、Nokiaが開発した超低消費電力近距離無線技術「Wibree」の普及団体「Wibree Forum」がBluetooth SIGと統合すると発表した。

今回の統合により、Wibreeの技術仕様はBluetoothの仕様の一部として取り込まれることになる。従来のBluetoothの数分の1というWibreeの消費電力の少なさを生かしてバッテリー容量が小さいデバイスにBluetoothを搭載し、超低消費電力Bluetoothセンサー型デバイスによるワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(PAN)製品の充実が期待されている。また、充電なしで1年以上動作可能な時計、玩具、フィットネスや健康機器、医療機器、エンターテインメント機器などが実現する可能性も広がった。

これまで、Wibreeの相互運用仕様、プロファイル、利用方法の定義などに取り組んできたBroadcom、カシオ、CSR、Epson、ItoM、Logitech、Nordic Semiconductor、ST Microelectronics、Suunto、太陽誘電およびTexas Instrumentsの各社は、Bluetooth SIGに加盟した後も、引き続き技術仕様の策定を進めていく。仕様の第1バージョンは2008年上半期中に完成する予定だ。

《富永ジュン》

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