【新聞ウォッチ】安倍首相辞意、道路財源一般化も“減速”

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年9月14日付

●福田氏への支持拡大、出馬へ、総裁選23日投票(読売・1面)

●新車社会論:第1部 未来のかたち(4)「すごろく戦略」から脱却(読売・37面)

●分離後分の、路線に差、クライスラー 大型のミニバン子、ダイムラー 環境重視の新車 独自動車ショー(朝日・10面)

●トウモロコシ繊維利用し自動車シート、マツダ・帝人開発(毎日・10面)

●ガソリンどこまで上がる? 原油80ドル突破、コスト高企業悲鳴(毎日・11面)

●エコカーで全国縦断、次世代エネルギーをPR(産経・11面)

●いすゞ バスなど11万台リコール、出火の恐れ(産経・30面)

●道路特定財源迷走も 一般化反対へ族議員巻き返し、旗振り役首相辞意(東京・7面)

●自動車、業績拡大に陰り、アナリスト予想値低下(日経・19面)

ひとくちコメント

安倍首相の退陣表明に伴う政局混乱の余波が各方面で起こっている。来年の国会で法改正を控える道路特定財源の一般財源化もその一つ。きょうの東京が「先行きが混迷を増している」と報じている。

この財源を道路以外にも使えるようにする一般財源化は、小泉改革の象徴でもあったが、その実現に道筋を付けたのが安倍首相だった。ところが、閣議決定の最高責任者が辞任。一般財源化に反対する自民党道路族議員は巻き返しを図る一方で、法改正には参院第一党の民主党の「同意」も必要となり、状況は複雑になるばかりだ。

23日に投開票を予定している後継総裁選びでは、福田康夫元官房長官が出馬の意向を固め、麻生太郎幹事長との対決の様相が強まっている。が、「次の首相が誰になろうとも,この複雑な状況を打開するのは容易ではない」(東京)との見方が強まっている。

《福田俊之》

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