「勝手に有料駐車場」稼いでいたグループ逮捕

自動車 社会 行政
「勝手に有料駐車場」稼いでいたグループ逮捕
「勝手に有料駐車場」稼いでいたグループ逮捕 全 2 枚 拡大写真

イタリア中部フィレンツェで12日夜、公園内で勝手に駐車場を設営し稼いでいたグループが現行犯逮捕された。

調べによるとグループは夜間、市内の公園にある分離帯のプラスチックフェンスを移動して囲いを作り、自分たちで有料駐車場を設営していた。周辺の標識も引き抜いて誘導していた。

そして近隣のディスコを訪れるドライバーから、1台あたり3−20ユーロ(約500−3300円)を徴収。偽の駐車券や領収書も発行していたが、支払いを拒否したドライバーには暴力を振るっていた。

市民から通報を受けた警察は、数か月前から公園内に隠しカメラを取り付けて捜査を進めていた。今回逮捕されたのは5人。年齢は34−54歳で、1人を除き他の地方出身者だった。他にも10数名が調べを受けた。

ちなみにフィレンツェでは先月、不法滞在外国人の小遣い稼ぎとなっていた「信号待ち車両の窓掃除」を禁止する条例を施行した。道路や公園で勝手な“ビジネス”を展開する者に対する取り締まりが相次いだ形となった。

どれがオフィシャルの法規で、どれが偽物か、この国での運転はリラックスなどしていられない。

《大矢アキオ Akio Lorenzo OYA》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  4. 【マツダ CX-60 MHEV 新型試乗】買い時とグレードのチョイスに迷う存在…中村孝仁
  5. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る