17日午前、京都府舞鶴市内にあるコンビニエンスストアの駐車場で乗用車が暴走し、金網フェンスを突き破り、約4m下を通るJR舞鶴線の線路上に転落する事故が起きた。運転していた50歳の男性が軽傷を負った。飲酒運転が事故原因とみられている。
京都府警・舞鶴署によると、事故が起きたのは17日の午前10時40分ごろ。舞鶴市真倉付近にあるコンビニエンスストア駐車場で乗用車が暴走。そのまま前方の金網フェンスを突き破り、約4m下を通るJR舞鶴線の線路上へ転落した。
クルマは転覆状態となり、運転していた50歳の男性が打撲などの軽傷を負ったが、店にいた他の客や店員を巻き込むことは無かった。クルマが線路を塞ぐ状態になったため、JR舞鶴線は上下3本の列車が運休。約100人の足に影響が出た。
クルマを運転していた男性からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出。「酒が無くなったから買いに来た」などと供述しており、警察では男性の回復を待って道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で事情を聞く方針だ。