住友電工、トヨクニ電線をTOBで完全子会社化へ

自動車 ビジネス 企業動向

住友電気工業は、トヨクニ電線に対して株式公開買付け(TOB)を実施、完全子会社化すると発表した。

トヨクニ電線は、住友電工と同社の完全子会社のSEIビジネスクリエイツが合計で55.86%出資する連結子会社。住友電工ではトヨクニ電線にこれまで、技術援助や事業移管、銅・光ファイバー心線の供給などを行ってきた。

トヨクニ電線が事業として展開している光機器事業は、需要の拡大が見込まれるものの、競争激化による製品価格の低下、顧客から要求される技術開発の高度化、製品ライフサイクル短期化などの対応が求められており、さらに銅などの原材料価格の高騰など、課題も多い。

住友電工では、トヨクニ電線が高い収益力や競争力を追求するとともに、情報通信関連事業が持続的な成長を継続するため、グループの経営資源の活用を一段と進め連携を強化する必要があると判断、完全子会社化する。

TOBの買付け価格は1株につき520円。買付け期間は11月6日から12月5日まで。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  2. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. サーキットも通勤路も楽しくなる! スポーツタイヤの“リニアな気持ち良さ”を体感せよ~カスタムHOW TO~
  5. 「4気筒1000ccツアラーは神」ホンダの新型スポーツツアラー『CB1000GT』初公開に、「ほぼパーフェクト」など絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る