新日本石油と新日鉄、ピッチ系炭素繊維の生産能力を増強

自動車 ビジネス 企業動向

新日本石油は、新日鉄マテリアルズとの合弁会社である日本グラファイトファイバー(NGF)のピッチ系炭素繊維製造設備の生産能力を増強すると発表した。

新日本石油は、1980年代からピッチ系炭素繊維の研究を続けており、同時期にピッチ系炭素繊維の研究開発を行っていた新日鉄と提携、1995年にNGFを設立した。新日本石油はNGFから購入したピッチ系炭素繊維を使用してロボットハンド、ロール、土木補修シートなどの製造販売を行っている。

ここ数年来世界的に炭素繊維全体の需要が急拡大している。今後も伸びることが予想され、ピッチ系炭素繊維の高剛性や高熱伝導性などを生かした産業分野の需要拡大が見込まれるため、新日本石油と新日鉄マテリアルズグループはNGFの生産能力を増強することにした。

約30億円を投じて製造設備を更新、年間180トンのピッチ系炭素繊維を生産する。新たな設備は2009年6月に完成する予定だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る