ポルシェAGは、SUV『カイエン』の20万台目となる車両がライプツィヒ工場からラインオフしたと発表した。
2007年2月に第2世代のカイエンの生産が始まって以来、ライプツィヒのカイエン生産ラインはフル生産が続いている。
新型カイエンのエンジンは、パフォーマンスが高いだけでなく、直噴ガソリンエンジンの採用により、15%の燃費向上も実現している。カイエンに対するマーケットの関心も増え続けており、2007年8月1日 - 2008年1月31日の販売台数は2万0340台に達する見込みで、前年同期の約2倍になる。
カイエンにとって北米がもっとも重要なマーケットで、全体の約30%を占める。また、カイエンは中国、ロシア、ラテンアメリカ、中東のマーケットでもポルシェが大きく成長している要因のひとつとなっている。
記念すべき20万台目のカイエンは、GTSレッドにペイントされた「カイエンGTS」で、中東の顧客に納車される予定。