ワゴン車が9m転落 粗大ゴミで助かる

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5日午後、千葉県浦安市内のゴミ処理施設で、粗大ゴミの搬入に訪れた男性の運転するワゴン車がバックで進行中、不燃ゴミ貯留場(ピット)に誤って転落する事故が起きた。クルマは後部から約9m下まで転落。運転者が軽傷を負っている。

千葉県警・浦安署によると、事故が起きたのは5日の午後1時50分ごろ。浦安市千鳥付近にあるゴミ処理施設(浦安クリーンセンター)で、粗大ゴミの直接搬入に訪れた72歳男性の運転するワゴン車がバックで進行中に車止めを乗り越え、不燃ゴミを貯留しておくピットに転落した。

クルマは後部からピット内へ約9m転落したが、ピット内には空き缶や鉄くずなど不燃ゴミが3mほど乱雑に積み重ねられた状態となっており、これがクッションとなったことで大きく破損することはなかった。運転席にいた男性は消防のレスキュー隊によって約50分後に救出されたが、打撲などの軽傷を負った程度で済んだ。

ピット前の車止めの高さは約20cmあるが、男性のワゴン車はこれを乗り越えており、警察ではアクセルとブレーキの踏み間違いが事故の主因とみている。高さ9mは平均的なビルの3-4階相当にあたり、ゴミが無ければクルマは大破していた可能性が高いという。

《石田真一》

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