スーパーアグリF1撤退発表の会見(6日)でもニック・フライへの不信感をあらわにした鈴木亜久里元チーム代表。
直前までチーム救済の話し合いを続けていたとみられるヴァイグル・グループのフランツ・ヨーゼフ・ヴァイグル氏もフライによる妨害があったことを認めている。
「もう終わったことだ。政治には勝てなかったということ。残念で仕方がないよ。ニック・フライはあらゆる手を尽くしてきた。その結果、契約は成立に至らなかった」と語るヴァイグル氏。
同氏によると、今年1月ごろから一部買収に向けての話し合いが前向きにチームと行われていたのだという。
「だが残念なことに、ミスター・フライとミスター・リーチ(マグマグループ)がわれわれの間に介入してきたんだ」と語った。