【新聞ウォッチ】トヨタ、「カイゼン」活動を“改善”、残業代全額支給

モータースポーツ/エンタメ 出版物
【新聞ウォッチ】トヨタ、「カイゼン」活動を“改善”、残業代全額支給
【新聞ウォッチ】トヨタ、「カイゼン」活動を“改善”、残業代全額支給 全 1 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年5月22日付

●温暖化対策、環境税導入を提言、自民素案排出権取得制度も(読売・4面)

●損保5社、本業減収原資は、あいおい6期ぶり赤字 3月期決算(読売・8面)

●「フィット」をハイブリッド化、ホンダ、新車値上げ「当面ない」(読売・8面)

●トヨタ「カイゼン」に残業代、業務と認定、全額支給(朝日・1面)

●損害保険料 取り過ぎ298億円、大手6社順次返還(毎日・1面)

●高級輸入車ズラリ、ヤナセ(産経・8面)

●NY原油132ドル台(東京・1面)

●ホンダ、品質、効率に重点(日経・11面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車は生産現場で働く従業員が勤務時間外にグループで取り組む「カイゼン」活動について、残業代を全額支払うことを決めたという。きょうの朝日が1面トップで報じている。

それによると、月2時間までとする残業代の上限を撤廃。「自主的な活動」としてきたカイゼン活動を「業務」と認定するもので6月1日から実施する。外食産業を中心に長時間労働による健康被害や過労死が深刻化しており、「名ばかり管理職」への批判を受け、日本マクドナルドが直営店の店長に対する残業代の支払いを決めたばかり。

「サービス残業と指摘されたカイゼン活動を残業と認めるトヨタの方針転換で、製造業でも“働き方”と“報い方”のバランスを見直す動きが広が.る」(朝日)とみられる。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  2. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  3. 【ボルボ XC60 ウルトラB5 新型試乗】大胆緻密なマイチェンが証明する、ベストセラーであり続けている理由
  4. ウィラーエクスプレス、2026年春から高卒採用を開始…免許全額会社負担、独自のキャリアプランを発表
  5. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る