マツダ『ビアンテ』(8日発表)のデザインについて、マツダデザイン本部デザイン戦略スタジオのチーフデザイナー、小泉巌さんにお話を聞いた。小泉さんは、『CX-7』のチーフデザイナーとしても手腕を発揮している。
ビアンテをデザインする上での重要な要素として、走っていても、止まっていてもマツダ車とわかる個性と、開発コンセプトのひとつである「スペースモティベーター」(モティベート:「その気にさせる」「刺激する」)の名の通り、一目見ただけで乗ってみたくなる、ワクワクするデザインになるよう心がけた、とのこと。
「何よりも、お客様に喜んでいただけるためのデザインにしたかった」ということで、「家族思いの方がビアンテを見たときに、大切な家族と一緒にこのクルマを使って、何かをしている姿を思い描くことができる。それこそが、デザインの美しさなのです。美しさとは、自分の心の中で創り上げるものなのですから」。