【D視点】ファッションと親戚…シトロエン C5 新型

自動車 ニューモデル 新型車
【D視点】ファッションと親戚…シトロエン C5 新型
【D視点】ファッションと親戚…シトロエン C5 新型 全 22 枚 拡大写真
2
リバイバル

新型C5発表に先立って、2007年フランクフルトモーターショーでワールドプレミアを飾った『C5エアスケープ』を見ると、新型C5のデザインが理解し易い。

基本のデザインは同じだが、フロントマスクのエアインテークがさらに強調された台座の部分と、シェブロンマークから始まりヘッドランプに連続したキャラクターラインと一体化した小振りなキャビンとの、2階建てのデザインが明確になっている。

【画像全22枚】

また、スムーズなキャビンや流れ星のように鋭いドアハンドルなどからは、スピード感を狙っていることも判る。重心が高い2階建てのデザインでも、クルマの永遠のテーマであるスピード感は必要条件とみているようだ。

C5エアスケープ発表の意図は、ユーザーに新型C5のデザインを理解してもらうためだけではない。新型C5のデザインの魅力を倍加させるためのティザーキャンペーン的な要素もある。前評判も上々なので、シトロエンも胸を撫で下ろしているに違いない。

コンセプトカーを量産型発表前にお披露目する手法は、1950 - 60年代のアメリカでは常套手段であった。欧州のカーメーカーも競争激化に伴い、このような手法がリバイバルしたようだ。新型C5のスタイルそのものが、何処かリバイバルと感じさせるのも偶然の一致ではない気がする。

  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 続きを読む

《松井孝晏》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』次期型はいつ登場? ハイブリッドスポーツとして最速2027年発表か
  2. フィアット、『500ハイブリッド』欧州発表…6速MTのマイルドハイブリッドに
  3. 【日産 フェアレディZ 新型試乗】まるで日本製のアメ車? そこはかとなくアメリカを感じる…中村孝仁
  4. メルセデスベンツ『GLC』新型、最終デザインを入手! ハイエンドモデルにはV8か
  5. マレーシアの国民車プロトン、約145万円からの小型セダン『サガ』新型発売…予約2万台超え
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る