【ホンダ ライフ 新型発表】新しい開き方をするエアバッグ

エコカー 燃費
【ホンダ ライフ 新型発表】新しい開き方をするエアバッグ
【ホンダ ライフ 新型発表】新しい開き方をするエアバッグ 全 5 枚 拡大写真

『ライフ』の運転席側に装備されるエアバッグは、新開発のi-SRSエアバッグシステム「連続容量変化タイプ」。これは、エアバックに独自の縫い目を設けることで、バッグの内圧が高い状態の時間を従来よりも長くすることに成功したもの。

バッグの渦巻き状の縫い目は、膨らむにつれて徐々に切れていく。初期状態では縫い目でバック内の容積を小さくし、短い時間で保護に必要な圧力に達する。その後圧が高くなるにつれ、縫い目が順番に切れていくことで、容積が増えながらも内圧が一定のままバッグが膨らんでいくことができる。

この結果、低衝撃かつ迅速に展開するエアバッグとなり、運転者によってステアリングホイルから距離が異なっていても、エアバッグの効果を適正に提供することができるという。

また、エアバックは運転席だけでなく助手席側やメーカーオプションでサイドカーテンエアバックも装備される。

助手席側には大型助手席トレイが装備される。従来、物を置いたときの安全面やエアバッグ展開時の障害となるため、この位置に物を置けないようになっていた。今回、この位置にトレイを配置できたのは「十分なシミュレーションをしたので、トレイに物を置いてもエアバッグの展開に支障を与えない」とエアバッグの担当者は胸を張る。

同様にカップホルダーも装備されているが、これも、エアバックが展開しても、ドリンクのボトルを逃げる形状になっているのだという。

《正田拓也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  4. トヨタ『SORA』にリコール…ワンマンバスの構造要件を満足しないおそれ
  5. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る